2019年12月11日水曜日

ラズパイ(IOT・18)

お次は、前回の行ったモバイルバッテリーでの
稼働テストと同じ条件をラズパイ4で行ってみたいと思います。
必要な電力が上昇していますので、
さて、何時間くらい連続稼働できるでしょうか~


条件は前回と同じで
簡単なPythonプログラムを
動かし続けたのですが、モバイルバッテリーの
25%ランプが消えるまでの所要時間です。

同じように、動作確認してみたところ
こちらは、4時間動作することができました。
ラズパイ3に比べ、概ね6割ほどの駆動時間になりました。
処理速度を重視しないなら、ラズパイ3の方が稼働時間延ばせますね。


2019年12月10日火曜日

ラズパイ(IOT・17)

ゆくゆくはモーターを付けて自走できるように
軽量そうなモバイルバッテリーを買ってみました。
実際のところ、このバッテリーを使うと
どれくらいの時間運用できるのかを見てみたいと思います。

詳細は以下となります。
maxellの5200mAhのモバイルバッテリー
サイズ:63.5×98.0×14.6mm(タバコ箱の半分くらい)
重さ:127g
出力:3A(2つのUSB端子の合計)

まずは、ラズパイ3に付けて稼働時間を見てみました。
朝から、テスト稼働として簡単なPythonプログラムを
動かし続けたのですが、モバイルバッテリーの
25%ランプが消えるまでに、6時間ジャストでした。
ですので、簡単な動作とかですと、この構成で
丸一日の稼働が可能そうな感じです。

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2019年12月9日月曜日

ラズパイ(IOT・16)

さて、ラスパイ3と4の温度の状況がどのくらい
違うのかを比較してみたいと思います。

お互いヒートシンクを付けた状態のものを
同じ時間程度起動させてみたところで、
温度状況を確認してみます。

ラズパイ4の方が、使用電力が大きいのですが、
通常の軽い動作しかさせていない状態ですと、
ラズパイ4のCPUは5℃ほど低く
逆に温度は低めなようですね。
意外にも、アイドル時はエコなのかもです。
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2019年12月6日金曜日

ラズパイ(IOT・15)

メインメモリーもラズパイ3の1GBから、ラズパイ4の
メモリー4GB版へと進化したので、
SDカード上に作成されるスワップファイルの利用をやめ、
OSの作業ファイルをメモリー上に移動するようにしたいと思います。
まず、スワップファイルの利用停止のコマンドを実行します。

sudo swapoff --all
sudo apt-get remove dphys-swapfile
次に、メモリー上へ作業領域を移動するようにします。

sudo vi /etc/fstab
以下の行を追加

tmpfs /tmp tmpfs defaults,size=256m,noatime,mode=1777 0 0
tmpfs /var/tmp tmpfs defaults,size=128m,noatime,mode=1777 0 0
最後に、free と df -h を実行して確認してみます。


すっきりとなりました。

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2019年12月4日水曜日

セキュリティー対策(13)

不用意に開かれたネットワークのポートは、
セキュリティ対策の上で穴となることがあるので、
ポートの状態を確認しておくことは重要ですね。
そこで、ラズパイでネットワークに使用されているポートの状況を
調べてみます。
調査には、ポートスキャンツールのNmapを使ってみます。
このツールは高性能で高速に実行できる定番ツールですね。
まず、インストールは以下となります。

sudo apt-get install nmap


次に、このラズパイで開かれているポートをスキャンしてみます。

nmap localhost


実行すると次のようになりました。

22番ポートをSSHが利用していることが分かりました。
他のポートは、未使用なことが再確認できました。

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2019年12月3日火曜日

ラズパイ(IOT・14)

さて次は、ラズパイ4へヒートシンクを取り付けてみます。
温度の状況はどのくらい変わるのか確認してみます。
まず、通常起動した後、そこそこ動かしたあとの温度は
こんな感じです。

次に、前回の温度の具合から4か所へヒートシンクを
取り付けるとこんな感じなりました。
(前の記事で、購入したヒートシンクの数が3つ
と書いてましたが、よく見ると4つ入ってました)
ラズパイ3と違い4は、基盤の表面だけの取り付けで
よくなりました。

そして、同じようにそこそこ動かしたあとの
温度は以下のようになりました。

やはり、ラズパイ3に引き続き、4の方も
ヒートシンクの効果はあるようですね。


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2019年12月2日月曜日

ラズパイ(IOT・13)

ラズパイ4のアルミケースの検証をしてみます。
アルミ製のケースなのでプラスチックのと比べれば、
放熱性は良さそうですが、プラスチックのケースを付けて
試したときは、ケースを付けた方がCPUの温度が3℃ほど
上昇していましたので、気になるところですね。
温度の計測には、前回紹介した非接触温度計を利用してます。
https://pillon-pg.blogspot.com/2019/11/iot_27.html

さっそく稼働時のそれぞれの温度を測っていきたいと思います。
まずは、ケースを付けない場合(下はつけて、上蓋を付けない場合)

通常使用で30分程度動作後の各場所の温度は次のようになりました。

それぞれの要素で、温度はだいぶ異なりますね~。
ラズパイ4用のヒートシンクがあるのですが、
同梱されていたのは3種類でした。CPUには付けるとして、なんとなく
どこに付ければいいか不安でしたが、
これを熱が多く出されている部分に、取り付ける指標となりました。


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